今日は、
【 時間管理にも「2割8割の法則」を 】
というテーマでお伝えします。
あなたのビジネスのヒントになれば幸いです。
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<今日のピークパフォーマンス方程式。>
【 時間管理にも「2割8割の法則」を 】
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■昨日は
時間管理において、過度の「気合いと根性」は
百害あって一利なし。
心身いずれかが「折れて」しまっては元も子もない。
なにか新しいことを始めようと思ったら、始める前に
今やっていることを捨てなければならない。
そんなお話をいたしました。
今日はその続き。
■何か新しいことを始めようと思ったら、
まず、
「いま投下している時間のなかから、
なにかを断固として、きっぱりと、決然と、
捨てなければならない」
といいましたが、では、残す行動と捨て去る行動の
判断基準はどこに求めればいいのでしょうか。
■それには「2割8割の法則」を当てはめれば良いでしょう。
(なんだ、そんな話知ってるよ、とかいわないでくださいね。
知ってても出来ていなければ、意味がありません)
「2割8割の法則」をご存じない方のために、
簡単に説明しておくと、この法則は
▼上位2割の人が総資産の8割を持っているとか
▼上位2割のお客さんから売上げの8割が上がるとか
▼上位2割の人からのクレームがクレーム総数の8割を占めるとか
▼上位2割の都市の人口が国の人口の8割を占めるとか
厳密でなくても、おおよそのところで統計的に
認められている傾向として
「上位2割の○○が全体の8割を占める」
というものです。
■時間管理もこれに当てはめて考えればいいのです。
そう、あなたが投下している時間もきっと、
【 2割の時間で、成果の8割をあげている 】
はずです。
逆にいうと、
【 8割の時間は、成果の2割しかあげていない 】
ということにもなるでしょう。
■私たちは毎日、時間を細分化して、さまざまな行動、
すなわち、
▼新聞読む
▼本を読む
▼営業に行く
▼ブログを書く
▼会食する
▼パーティに出かける
▼会議に出る
▼電話する
▼メールを送る
▼ホームページを見る
▼運動する
などなどなど、、、
のために時間を投下しているわけですが、
それらを短期的、長期的に見て、なにが一番
大きなリターンを私にもたらしてくれるのだろうか。
常にこのことを考えながら、トーナメント方式で
日常の行動を入れ替え入れ替えしながら、
全体として、より高いパフォーマンスをあげるために
予定を組み上げつづけることによって、
はじめて生産性を継続的に向上させることが
できるのです。
■ちなみに私の見るところ、この法則を知っている人は
かなりの比率で存在しているわけですが、
この法則を24時間、というのは大袈裟にしても、
少なくとも一日に何度かは顧みて、
つねに時間配分を組み替えている人、
となると大きく比率は減少します。
■知っていると分かっている、やっている。
これらはまったく別のものです。
わたしは同じ内容のメルマガを切り口や表現を変えて
何度も配信します。
そしてそれに対するお叱りをいただくこともあります。
■ネタ切れか、とか、江戸川乱歩みたいに断筆したら、
とか(笑)
小心者で人一倍繊細で傷つきやすい私など、
悲しくなることもあるのですが、
そういわれても、自分のためにも、
同じ事を自らに言い聞かせるために書かねばなりません。
■なぜなら、
「知っている」のと「やっている」のはまるで異なる
ものだから。
思考習慣、行動習慣ともに「習慣」と名の付くものは
同じ事を何十回、何百回、何千回と言い聞かせて、
はじめて身につくものなのです。
■そうして無意識レベルに落ち、自動操縦で考えられる、
行動できる、ところまで、徹底しなければ、
「知っていて知らず」
という、成長の止まった、中途半端に自惚れた、
一番危険な状態に陥ることが分かっているのです。
(その状況に陥るくらいなら「知らない状態」のほうが
まだいいです。知らないというのは少なくとも、謙虚に
学ぼうという姿勢にはなれるから)
私自身、自惚れやすいからこそ、
自分は何もできていないと再確認するために、
同じ内容を繰り返して書いては自らに言い聞かせている
わけなのです。
■もし「平成進化論」を読まれて
▼何度も同じ事の繰り返し
▼金返せ(ってお金もらってないんですが)
▼断筆したら?
といわれる方があったとしたら、その方は、
自動操縦で成果をあげる方法を
実践できる方であり、
おそらくはすでに相当程度に高い生産性をもって
仕事を進めていらっしゃる方でしょう。
■それゆえ「平成進化論」をお読みいただく時間は
もはや「2割8割」でいうと効率の悪い8割に入っていると
思われるので、
このメルマガをお読みいただくのは、その方にとって
お時間の無駄になることと拝察されるし、
それにお気づきの賢明な方だともおもうのです。
■「平成進化論」は決して万人に向けて配信している
メルマガではなく、
(そんなメディアがあったとしても
全体主義の国家くらいにしか存在しないことでしょう)
必要としている人が必要としているところだけ
「つまみぐい」でお読みいただければいいとおもっている
メルマガ。
したがって「つまみぐう」ところがなくなったら
メルマガの解除、という選択こそ成果を出すための
「2割の行動」となるのではないでしょうか。